2017.3.28
3月22日、函館市役所にて性暴力被害者支援協議会が開催されました。
今年度の新規事業で年間約100万円の予算計上がありましたので、どのような内容なのか傍聴させていただきました。
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警察、病院などの関係者、函館市を含め27団体の共同設立し、この日が発足式で40人程が集まっていました。
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道警函館方面本部の小笠原本部長が性暴力被害の現状について講演し、被害者は誰にも相談できないケースが多いこと、被害の把握が難しいこと、心のケアが重要だと話されてました。
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今後の取り組みは
被害者支援に携わる専門家養成講座の開催や、連携した相談支援のネットワーク作りを進めて行くとの事でした。
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私の所感は、被害者支援にばかり注視するのではなく、早い段階の小・中学生の性教育授業でどんどん取り入れて行かなくては、今のネット社会には追いつかないのでは…と感じました。
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被害に遭ってしまってからでは、どんな手厚い支援体制があっても、その事実は消えるわけではありません。
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性暴力を含め、DVなど、知識としてない事が、被害が大きくなると思うのです。
「知らない」ということは、その事に関して考えない方向へと進みます。
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教育委員会も併せて取り組んでほしいと強く感じました。
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出村ゆかり